ふくさのレンタル
【結婚式】袱紗(ふくさ)の役割と選び方
How do you choose fukusa
結婚式のお呼ばれで持つ機会が多いふくさ。「ふくさって必要?」と疑問に思うこともありますよね。まずは、ふくさの必要性を確認しましょう。
結婚式のふくさは礼儀作法のひとつ
ふくさとは「贈答品を汚さないように、包んで運ぶための布」のことを指し、冠婚葬祭ではご祝儀や香典を包むものを言います。
ふくさで丁寧に包むことは、相手への礼節や「悲しい気持ち」「喜ぶ気持ち」を表現するという意味合いがあり、礼儀作法のひとつです。
ふくさは「絶対にないといけないもの」ではないものの、大人のマナーとしてご祝儀袋をそのままバッグにしまうのではなく、準備しておきましょう。
【結婚式】ふくさ選びの3つのポイント
ふくさにはいくつか種類があります。ここではふくさの選び方をご紹介します。
■使いやすさ
ふくさにはのし袋を「包むタイプ」「挟むタイプ」などいくつか種類がありますが、格式高いのは「1枚布で包むタイプ」です。
ただ、包み方のルールや慶事と弔事では包み方が逆になるなど、使い慣れていないと少し難しく感じるかもしれません。
最近は挟むタイプの「金封ふくさ」(金封をポケットに差し込んで使用する二つ折りの袱紗)が人気です。金封ふくさは、包み方を気にする必要がないので、初めて用意する場合は金封ふくさがおすすめです。
■カラー
ふくさの選び方は、冠婚葬祭によって変わります。
結婚式やお祝いの場には、暖色もしくは明るく華やかなカラーのものを、お葬式には黒や寒色系のシックなものを選びます。黒のふくさでも、ラメやパールが入った華やかなものなら結婚式でもOKです。
もし、ふくさ選びに迷ったら「紫色のふくさ」がおすすめ。紫のふくさは、結婚式やお葬式にも使える色とされています。
■デザイン
結婚式で用意するふくさは少し華やかな雰囲気のものがおすすめ。
レースやリボン、花柄などがデザインされたものが人気です。ドレスやサブバッグの色や雰囲気とリンクさせると、より上品な印象に見えて◎。
ふくさがなくて困ったらハンカチで代用する
万が一、ふくさの用意ができなかったとしても、ハンカチやスカーフがあれば代用可能です。
その場合は、折りじわのない上品なものを用意しましょう。タオル生地のハンカチは普段使いの印象が強いので控えましょう。
ふくさはハンカチなどで代用はできるものの、上品な大人のマナーとして事前に準備できるよう心がけましょう。